|
北海道農政部は、遺伝子組換え作物を栽培した場合に花粉がどこまで飛散するのかを実験した結果を発表しました。3年前に国の農業研究所が遺伝子組換えイネの試験栽培を強行したときに、花粉の飛散距離について話し合われました。その際、そのことについてのデーターが無いということが判明。安全距離の根拠が無いなかでの試験栽培に疑問が出され、北海道自ら花粉飛散の実験をすると約束したことの回答でもありました。結果は、私たちが不安に感じていたとおりでした。イネの花粉は、国の安全距離の基準を8倍も上回る距離まで飛散していました。しかも、もっと遠くまで飛んでいる可能性がある、とのことで今年は実験の距離をさらに広げて行うことになりました。科学者は、100mも飛ぶわけが無いと強調していましたが、科学に携わるものの独断と偏見が露呈された報告でもありました。
(2007年2月22日)
|